KOIKE Nao

 
dimention
Nao Koike/wimp Exhibition
2017.11,Room_412

小池奈緒とwimpによる展示「dimension」を行います。
wimpは、ペイントをメインに立体、ビデオなど様々なメディアを通して、キャラクターの記号性や複数性を扱った作品を制作しています。
小池奈緒は、テレビや雑誌などを通して触れるイメージとしてのアイドルという存在のリアリティーを問題に作品を制作しています。
今展示では「dimension」というキーワードを使い、一見では作家性の違う二人の作品を接続していきます。dimensionの直接的な意味である、次元や寸法に加えそこには「極薄」や「半透明」と言った言葉も加味されます。
wimpはキャラクターがキャラクターである/でない瞬間の差を求め、小池はアイドルを半透明な存在として、今ここに存在している/したかもしれないの間を模索しながら、共に収集と実験を元に、不可視な次元へのアプローチを試みます。